一般の方を対象にした身近な医療・福祉に関するテーマを主題としたセミナーを定期的に開催しています。
セミナー・講演会
2015年度
50歳からの死生学 3回シリーズ
今、考える 社会・宗教・人生から考える生き方と最期の迎え方
開催日 | テーマ | 講師 |
10月14日 | 社会から考える ・天災・疾病・貧困そして紛争などに私たちの人生はどのように影響をうけ、それらを受け止めて生きていくのかを考える | 島薗 進 上智大学教授 上智大学グリーフケア研究所所長 |
10月28日 | 宗教から考える ・多くの現代日本人にとって宗教は距離のある存在かも知れない。信じること、委ねることの意味を改めて考える。 | 島薗 進 上智大学教授 上智大学グリーフケア研究所所長 |
11月4日 | 人生から考える ・私たちはさまざまな時代を経て現代を生きている。次につづく世代を視野に入れる生き方について共に考える。 | 島薗 進 上智大学教授 上智大学グリーフケア研究所所長 |
超高齢者社会におけるヘルス・デザイン
新しい老いの迎え方,過ごし方
開催日 | テーマ | 講師 |
5月13日 | ①認知症への備え 高齢者の尊厳を支えるこれからの介護サービス ②高齢者におけるフレイル(脆弱化)と自己効力感について | ①山梨 恵子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部准主任研究員 ②道場 信孝 ライフ・プランニング・センター研究教育部顧問 |
5月20日 | ③健康を決める力 ヘルスリテラシーとは ④高齢者医療の課題と自己決定・意思表明のとらえ方 | ③中山 和弘 聖路加国際大学教授 ④会田 薫子 東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特認准教授 |
2014年度
高齢化社会における終末期医療の理解を深めるための講座
開催日 | テーマ | 講師 |
9月17日 | 第1回:高齢者の健康評価 | 道場 信孝 ライフ・プランニング・センター研究教育部顧問 |
10月15日 | 第2回:終生期における医療 | 道場 信孝 ライフ・プランニング・センター研究教育部顧問 |
11月5日 | 第3回:終生期における医療 | 道場 信孝 ライフ・プランニング・センター研究教育部顧問 |
2013年度
中高年の健康管理に必要なスキルアップトレーニング
―自己管理とその実践への戦略5回シリーズ―
開催日 | テーマ | 講師 |
9月16日 | ①バイタルサインのとらえ方 ②健康管理に役立てる栄養状態のとらえ方 | ①道場 信孝 ライフ・プランニング・センター研究教育部顧問 ①石清水 由紀子 LPC健康教育サービスセンター顧問・看護師 ②平野 真澄 ピースハウス病院栄養部部長・管理栄養士 |
9月23日 | ③メンタルヘルスも関わる症状と家族の対応 ④救急時・緊急時の対応 ―私たちにできること― | ③福井 みどり LPC臨床心理ファミリー相談室室長 ④石松 伸一 聖路加国際病院救急部部長 |
9月30日 | ⑤生涯にわたる健康の自己管理および高齢者の脆弱化 | ⑤道場 信孝 ライフ・プランニング・センター研究教育部顧問 ⑤日野原 重明 ライフ・プランニング・センター理事長 |
高齢者と薬について
2013年度
開催日 | テーマ | 講師 |
4月16日 | 高齢者と薬について -訪問薬剤師として患者さんから学んだこと- | 寺山 泰郎 タカノ薬局鎌倉店訪問薬剤師 |
2012年度
開催日 | テーマ | 講師 |
2013年 11月6日 | シームレス(切れ目ない)な終末期医療・ケアの実現のために 第1部: 講演「これからの緩和ケア」 第2部: 懇談「私達のエンドオブライフに何を望む?」 | 永山淳 ピースクリニック中井院長 |
10月19日 | あなたの腸年齢は何歳ですか 健康長寿は腸内環境のコントロールから | 辨野義己 農学博士 独立行政法人理化学研究所イノベーション推進センター |
4月13日 | 薬はリスク?薬の裏話 ―臨床薬理学的な立場から考える― | 高橋敦彦 医学博士 日本大学医学部総合健診センター医長 |
2011年度
開催日 | テーマ | 講師 |
2012年 1月27日 | 患者学講座 尊厳をささえる生の実現のために ①社会と医療(渡邉大輔) ②臨床の場で医療者は何をし,何を思うか(高橋理) ③がん患者支援活動HOPEの活動で何をし,何を思うか(桜井なおみ) ④患者としての尊厳は(野村祐之) ⑤終末期医療の場でのスピリチュアルペイン(田中良浩) | 渡邉大輔 成蹊大学アジア太平洋センター客員研究員 高橋理 聖路加国際病院医師 桜井なおみ 特定非営利活動法人HOPEプロジェクト理事長 野村 祐之 青山学院大学講師 田中 良浩 ピースハウスチャプレン |
12月13日 | もっと知りたい最新歯科医療 あなたの健康を生み出すオーラル・ヘルスケア | 松本 宏之 東京医科歯科大学附属病院総合診療科 |
11月11日 | 暮らしに役立つ身近な携帯情報端末の使い方 | 関 和子 (株)コミュニケート情報支援コンサルタント |
5月18日 | 整形外科領域からみる健康的な身体のつかい方 「中高年のための整形外科領域の話」 -関節の障害と治療を中心に- | 洞口 敬 駿河台日本大学病院整形外科科長 |
4月12日 | 整形外科領域からみる健康的な身体のつかい方 「健康歩行」 -膝・腰を守る歩き方- | 大屋 隆章 広尾整形外科リハビリ科主任 理学療法士 |
2010年度
開催日 | テーマ | 講師 |
11月10日 12月8日 | 高血圧の話 ①高血圧診療の進歩とその理解 ②高血圧による主要臓器の障害:病態と治療 | 道場 信孝 財団法人ライフ・プランニング・センター研究教育部最高顧問 |
9月16日 | 整形外科の最新情報② 膝・関節・筋肉を守る生活のしかた | 関口剛・柳澤史人 広尾整形外科理学療法士 |
9月9日 | 整形外科の最新情報① 人生えお豊かに過ごすための整形の話 | 雨宮 章哲 広尾整形外科院長 |
6月2日 | 食道炎・胃がん・大腸がんの予防と治療 ―ならないために、なった時の最新の治療法― | 永原 章仁 順天堂大学消化器内科医局長 |
4月22日 | 医療・福祉技術の最先端 第2回 「見る」「聞く」「動く」を助ける医療・福祉 ―福祉工学の挑戦― | 伊福部 逹 東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授 |
4月14日 | 医療・福祉技術の最先端 第1回 よい音って何ですか ―高齢者への聞きやすい情報提供とは― | 今井 篤 財団法人 NHKエンジニアリングサービス |
●4月22日:「見る」「聞く」「動く」を助ける医療・福祉(講師:伊福部 逹先生)
伊福部先生の研究は、福祉工学と呼ばれる分野です。加齢によって衰えたり、障害によって失った機能を、機会を使って助けることができないかということを長年研究しておられます。目にみえない人が点字を読むように声を指で聞く「触知ボコーダ」や、声を文字にする「音声タイプライター」、また人工内耳や人工筋肉の研究など広範囲にわたります。先生の研究は、例えば九官鳥のものまね声から人工喉頭のヒントを得たり、コウモリの認知機能から「気配」の謎解きをしたりという身近なものからヒントを得ているのだそうです。
これら一つ一つの長年の研究が複合されて、今ようやく実用化への道が開けてきています。また生体機能の補完に加えて、「介助ロボット」に代表されるような生活機能補完型ロボット開発への期待も年々高まってきています。
「情報に関わる福祉工学」がヒトの感覚、運動、そして脳に関わる新しいサイエンスを拓くとおっしゃる伊福部先生の取り組みと、今後の展望についてお話しいただきました。
●4月14日:よい音って何ですか(講師:今井 篤先生)
今まで放送技術では「良い音」を追求してきました。耳の可聴域をすべてカバーした高ダイナミックレンジ、効果音など、言葉で表しきれない臨場感を効果的に演出したものです。
ところが最近は、「音がうるさくてセリフが聞こえない」「ニュースが早口で聞き取れない」などの苦情が多く寄せられます。そしてこの大半の苦情は、普段よく視聴している高齢者から寄せられるものなのです。
さて、高齢社会を迎え、幅広い年代層が一緒に視聴する放送音声の現場では、同じ映像を見ながら好みの速さで視聴するための技術や、背景音と音声の分離など高齢者が聞き取りやすい放送技術に取り組んでいます。
今回はその研究の最前線で活躍されている今井篤先生をお招きし、放送現場でも取り組みとそこで研究開発された技術の福祉機器への応用、さらに今後の展開などをお話しいただきました。
2009年度
開催日 | テーマ | 講師 |
11月2日 | 生活支援からみる高齢者認知症の方の理解とサポート | 中島 健一 日本社会事業大学社会福祉学部教授 |
10月3日 | 腰痛の原因と最新の治療 | 稲波 弘彦 岩井整形外科内科病院院長 |
4月7日 | 健康は健やかな腸から | 辨野 義己 独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室長 |
2008年度
開催日 | テーマ | 講師 |
2009年 3月11日 | -健康獲得の新しい概念- 健康生活スタイルの向上に私たちができること | 徳田 安春 聖路加国際病院内科医長 |
10月8日 | 放置すると怖い歯周病 プラークコントロールで守るトータルな健康 | 辰巳 順一 明海大学歯学部教授 |
9月29日 | いのちの源それは農業です 日本の食生活はこのままで大丈夫でしょうか | 加藤 達人 日本農業実践学園学園長 |
7月18日 | リビングウィル・ワークショップ あなたの最期の想いを残しておきませんか | 鶴若 麻理 聖路加看護大学助教 |
5月14日 | 元気で長生き長寿の脳とは ―脳を知り脳を鍛える― | 板倉 徹 和歌山県立医科大学脳神経外科教授 日野原 重明 (財)ライフ・プランニング・センター理事長 |
4月8日 | 脳梗塞を葉酸で防ぎましょう | 香川 靖雄 女子栄養大学副学長 |
2007年度
開催日 | テーマ | 講師 |
9月12日 | 賢い薬とのつきあい方2回シリーズ 患者と家族のための基礎知識② ―食品やサプリメントとの相互作用・服薬管理の仕方― | 山崎 学 麹町保険薬局指導員,弥生共済会やよい調剤薬局薬剤師 |
9月5日 | 賢い薬とのつきあい方2回シリーズ 患者と家族のための基礎知識① ―疾患と薬― | 道場 信孝 (財)ライフ・プランニング・センター研究教育部最高顧問 |
7月30日 | 尊厳ある生き方を支える ―認知症のひとの理解― | 三宅信史 認知症ケア専門士,社会福祉主事 株式会社楽浪 代表取締役 |
4月18日 | 障害があっても,豊かに暮らせる社会をめざそう 認知症の正しい理解 | 吉井文均 東海大学医学部教授 |
2006年度
開催日 | テーマ | 講師 |
2007年 1月30日 | お口の健康と日ごろのケア | 河端亮子 御茶ノ水歯科歯科衛生士 |
12月5日 | よく噛んでたべる | 斎藤滋 歯学博士,NPO健康情報推進機構理事長 |
10月6日 | 独立型ホスピスでのケア 今とこれから | 二見典子 ピースハウス病院看護部長 |
7月24日 | 救急車を呼ぶ前に あなたの行動で救える機能 救えるいのち | 和泉徹先生 日本大学医学部附属板橋病院救命救急科 |
6月14日 | 賢い薬とのつきあい方2 食品やサプリメントとの相互作用 | 山崎学 麹町保険薬局指導員 |
6月7日 | 賢い薬とのつきあい方1 薬の世界の言葉・薬の種類と効用 | 山崎学 麹町保険薬局指導員 |
LPCバザー講演会
バザー講演会
毎年、バザーのプログラムの一つとして日野原重明理事長が講演を行っております。
この講演会の参加費は、バザーの収益金として財団の発展のために寄付されます。
会場は日野原先生と参加者の距離が近いため、熱気に溢れ、アットホームな雰囲気に包まれ、リラックスした講演会に皆さん楽しいひとときを過ごしております。
2015年は66名の参加者があり、66,000円(1人参加費1000円)の収益金を頂きました。ご参加下さった皆さまに感謝申しあげます。
2015年 11月11日 | 第30回 | 戦争といのちのものがたり ・収益金:参加者66名×1000円=66,000円 |
2014年 11月11日 | 第29回 | 健やかなシニアライフをおくるために ・収益金:参加者63名×1000円=63,000円 |
2013年 11月13日 | 第28回 | 102歳になってわかったこと ・収益金:参加者63名×500円=31,500円 |
2012年 11月6日 | 第27回 | 101歳になってわかったこと ・収益金:参加者75名×500円=37,500円 |
2011年 11月8日 | 第26回 | 日野原先生百歳記念講演会 ・収益金:参加者85名×500円=42,500円 |
2010年 11月11日 | 第25回 | 百歳は次のスタートライン ・収益金:参加者88名×500円=44,000円 |
2009年 11月17日 | 第24回 | 違いも年代も越えて交わる豊かさ ・収益金:参加者61名×500円=30,500円 |
2008年 11月18日 | 第23回 | 年代を超えての交わりの大切さ ・収益金:参加者71名×500円=35,500円 |
2007年 11月20日 | 第22回 | 健康な生き方とは,あらためて考えよう ・収益金:参加者79名×500円=39,500円 |
2006年 11月14日 | 第21回 | 未来につなげる命へのメッセージ ・収益金:参加者80名×500円=40,000円 |
2005年 11月8日 | 第20回 | さらなるホスピスの発展を目指して ・収益金:参加者73名×500円=36,500円 |
2004年 11月11日 | 第19回 | 新しいホスピスの展開 ・収益金:参加者82名×500円=41,000円 |