理事長メッセージ

退任のご挨拶

 このたび、(一財)ライフ・プランニング・センターの理事長を退任いたしました。私は、日野原重明(故人)、道場信孝に次いで2019年に3代目の理事長に就任いたしました。財団設立以来絶え間ないご支援を頂いている、日本財団、BOAT RACE振興会、日本モーターボート競走会はじめ、多くの方々に支えて頂きながら務めてこられました事に、心より感謝申し上げます。
 後任理事長には山科章が就任いたしました。聖路加国際病院で日野原重明の教えを受け、東京医科大学在任中は循環器内科教授として活躍し、多くの優れた循環器内科医を育成してきました。ライフ・プランニング・センターが山科章理事長の采配によりさらに発展できますように、今後も日本財団はじめ多くの方々のご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2025年10月27日
一般財団法人 ライフ・プランニング・センター
前理事長 久代 登志男

就任のご挨拶

 当財団は1973年、故日野原重明初代理事長が「一人ひとりが与えられた心身の健康をより健全に保ち、全生涯を通して充実した人生を送ることができるように共に歩む」という理念のもとに設立され、歴代理事長がその歩みを受け継がれてきました。このたび私が第4代理事長を拝命し、その責務の重さを深く受け止めております。
 社会は急速に高齢化し、医療は病気を治すだけでなく、疾病の予防や生活の質の維持が中心課題となっています。ライフ・プランニング・センターは、疾病の早期発見と治療を堅持しつつ、予防医学と健康教育を軸に、地域・社会と連携した実践的な健康支援を展開します。医療と生活をつなぎ、個人がライフステージに応じて自らの人生を主体的に設計できる社会の実現を目指してまいります。
 健診データと生活情報を活用したリスク評価と生活習慣改善支援、わかりやすい教材と講座による健康情報の普及とセルフケア能力の向上、医療機関・行政・福祉・企業との協働による支援ネットワークの構築、次世代の保健医療・福祉人材に向けた教育プログラムの整備、分かりやすい成果指標による効果検証と継続的改善に取り組みます。
 日野原先生が示された「命を大切にする医療と教育」の精神を礎に、皆さまとともに一歩ずつ前進してまいります。今後ともご理解、ご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年10月27日
一般財団法人 ライフ・プランニング・センター
理事長 山科 章