就任のご挨拶

当財団は1973年、故日野原重明初代理事長が「一人ひとりが与えられた心身の健康をより健全に保ち、全生涯を通して充実した人生を送ることができるように共に歩む」という理念のもとに設立され、歴代理事長がその歩みを受け継がれてきました。このたび私が第4代理事長を拝命し、その責務の重さを深く受け止めております。
社会は急速に高齢化し、医療は病気を治すだけでなく、疾病の予防や生活の質の維持が中心課題となっています。ライフ・プランニング・センターは、疾病の早期発見と治療を堅持しつつ、予防医学と健康教育を軸に、地域・社会と連携した実践的な健康支援を展開します。医療と生活をつなぎ、個人がライフステージに応じて自らの人生を主体的に設計できる社会の実現を目指してまいります。
健診データと生活情報を活用したリスク評価と生活習慣改善支援、わかりやすい教材と講座による健康情報の普及とセルフケア能力の向上、医療機関・行政・福祉・企業との協働による支援ネットワークの構築、次世代の保健医療・福祉人材に向けた教育プログラムの整備、分かりやすい成果指標による効果検証と継続的改善に取り組みます。
日野原先生が示された「命を大切にする医療と教育」の精神を礎に、皆さまとともに一歩ずつ前進してまいります。今後ともご理解、ご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年10月27日
一般財団法人 ライフ・プランニング・センター
理事長 山科 章
